otodama555’s diary

音楽とプラモデルが大好きな、愛知県在住のギター弾きです。

ご冥福をお祈りします…の巻き。

[ロンドン 5日 ロイター] エレキギターなどに使われるアンプのブランド「マーシャル」の創業者、
ジム・マーシャル氏が5日朝、英南東部ミルトン・キーンズで死去した。88歳だった。


残念なニュースです。ロックンロールの偉大な1ページを築いた方です。
ギターアンプと言えば「Marshall」。誰も文句は言いますまい。

日本中の練習スタジオにはローランドJC-120の次にあるギターアンプ
最初に使ったのは上京したての頃か…山口県周南地区にゃなかったね(笑)
なんでスイッチが2つあるのか、どっちからONするのかもわからんかったけど
自分のズボンの裾がなびくくらいの爆音にシビれてもう20年ですか。
某専門学校で名器「1959」のプリアンプ部を制作したけれど、シンプルな回路でとても勉強になりました。

そんなマーシャルさんも最初はフェンダー「BASSMAN」のコピーからスタート。
The Whoピート・タウンゼンドの無茶苦茶な要求にもめげず、どんどんパワーアップしてゆきます。
エリック・クラプトンジャック・ブルースの凄まじい爆音、ジミヘンの米国向けモデルのサウンド
リッチー・ブラックモア、マイケル・シェンカー、イングヴェイの後ろには常に城壁状態。
初期のエディ・ヴァン・ヘイレンの、サディスティックな使い方も素敵でした。

たくさんのギター弾きと共に成長してきたギターアンプです。

いろんなモデルのマーシャルを使ったけども、今でもお気に入りはJCM800!
全く言う事を聞いてくれないトーンコントロール、品質に当たり外れの大きいJCM800だったけれど
たまーに出会う「ド当たり!」のJCM800は連れて帰りたくなるくらい無敵でした。

次に出たJCM900は急にツマミの数が増えて困惑し、2000シリーズはさらに増えて…
時代の要求にどんどん答える対応が当時のオイラにゃ「??」だったけど、
JCM900は「ハズレ」少ないし、いろんな音作れるし便利になったもんですわ。

スタジオなりライブハウスなり、お見かけしたら必ずプラグインしています。
マーシャルさんありがとう。いまのところ購入の予定はないけれど
これからも末永くお付き合いさせていただきます。合掌。



<今日の1曲>
Deep Purple / Black Night HD 1972 in Copenhagen