まじめなハナシ。
明後日に予定してたライブを辞退することにしました。
コロナじゃないです。
人生で初かな、決まってたライブを辞退するのは。
(バンドは自分抜きで出演予定です)
ハナシを聞いてくれたリーダーに感謝。
本当に申し訳ないです。
仕事が忙しくてクタクタなのもある。
コロナでー、ってのもある。
だけど、しばらく前から考えていたことがある。
今年になってコロナの緊張感が緩んだ。
それは仕方ない。皆、我慢してたからね。
で、大体のひとが「コロナ前」に戻ろうとしてるのを感じる。
それも構わない、のだけど、、
そうしたら自分の周りで陽性者が出始めた。
出演予定のバンドはキャンセル、、それが続いた。
それは責めるつもりはないし仕方がないのだけど。。
「前」に戻ってどうするの?って疑問が湧き出したのだ。
リスクを承知で「前」に戻りたいの?って。
ちなみに「今」は「前」より酷くなりつつあるから悩ましいのだが。
日本のライブハウス(というか音楽業界)のシステムはこうだ。
出演を希望するひとはライブハウスに出演料を払う。
ライブハウスは音響設備のある会場を貸す。
観客は出演者が集める。
ライブハウスの収益は観客の飲食代がメイン。。
10年以上前、音楽で飯が食いたくていろいろなことをした。
事務所の人間からは
「ギターの技術を上げろ!」
「集客も忘れるな!」とか、たくさん言われた。
まともに受け入れていたら時間が足りなくなった。
とにかく自分のできることは自分で、、って思うようになってから
事務所に居ても仕方ないと感じて辞めた。
いかん、脱線してしまった。。
ライブハウスに金を払ってまで(自腹のひとも多いだろう)
ステージに立ちたいって気持ちは凄くわかります。
だってライブは楽しいし
それをお金で買うのもアリと思うよ。
お金があるひとはね。
いま自分が感じてるのは
「前」のシステムに戻って人前で演奏するんでなく、
「新しい」システムでやりたい。
狭く薄暗いライブハウスの雰囲気は好きだけど
出演するなら違うスペースがいいな、ってね。
ライブハウスじゃなきゃ演奏できない、なんて勿体無い。。
音が出せるなら、どこでも!
どこでも演奏できる、バンドになろう!
そういうことなんだよね。