8月にセッションした曲 その3
ジ・アニマルズ / 朝日のあたる家
アメリカのブルースにやられたイギリスのミュージシャンたちが
作り出した沢山の楽曲の中で、これが一番と思います。
個人的に先月セッションしたゲイリー・ムーアの楽曲からの流れで
即エントリーしました。
アイリッシュフォークの影響もあるんでしょう、
イントロから印象的なギターのアルペジオ、、
みんな大好き、Aマイナーね。
ギターに絡みつくようなオルガンもいい。。
個人的に、死ぬまで聴くであろう永遠の1曲です。
1960年代の、イギリスのギターミュージックは凄まじい変化で
とっても興味深いです。
ギターインスト→モッズ→スキッフル/ブルースブーム→ハードロック、、
10年弱の時間ですよ。何が彼らをそうさせたんでしょうか?
内面から湧き出る衝動と、機材の進化が合体して
濃密な時間だったんだろうと勝手に想像してます。
キーマンは、、
ザ・シャドウズのハンク・マーヴィン
エリック・クラプトン
そしてジミ・ヘンドリクス、かな。
もしも、ジ・アニマルズのベーシスト、チャス・チャンドラーが
ジミをイギリスに連れてこなかったら、、
マーシャルアンプはどうなっていたかな。
ストラトキャスターはとっくに廃盤商品だったろうに。
イギリスに行こうと誘われたジミは
「エリック・クラプトンに会わせてくれるなら」と言ったみたい。
小さな出来事が重なって、その先をつくってきたね。
その瞬間の判断は、凄く大切だね。
本当にそう思うよ。