大好きな片山右京さんが富士山で遭難し、一人救助されたニュースを見た。
来年予定していた南極探険の為に、
本番用の装備を持ってリハーサル中の災難だったようで。
右京さんはレーサー引退後、地球環境やこども達の為に
自分のやれる範囲から行動し活動している冒険家だ。
一度、右京さんの講演会に参加したことがある。
エベレスト登頂を、あと数十mのところで断念して帰国した頃だ。
右京さんは冗談を交えながら、自分の言葉で環境問題を語ってくれた。
寒い寒い山頂では生ゴミも分解されずゴミのままの事。
登山は個人プレーでなくチームで動かないと目標達成できない事…などなど。
右京さんは不器用なひとだと思う。
だけど誰にも負けない情熱を持って何にでも接するひとだ。
それは対象が登山てあっても、こどもにしても同じ。
とても解りやすいから好感が持てるしファンになってしまう。
「ひとは準備をきちんとしたつもりでも何か忘れちゃう」
「天気には敵わないんですよね。」
右京さんの言葉が思い出される。
本当に何が起こるかわからないのが毎日の日々なんだ。
ただ残念なのは、ニュース報道のされかたが
「元F1ドライバーの無謀な登山の事故」
と受け取られそうな表現が多い事…
報道にはどうしても紙面や時間の都合があるから仕方のないことだけど、
誤解のないように取り上げてほしい。
まだ2名が現場に残されてる。安否が気になります。