otodama555’s diary

音楽とプラモデルが大好きな、愛知県在住のギター弾きです。

まさにリスタート!…の巻き。

久しぶりのblog更新です。気づいたら長文です。
この3月11日に起きた東日本大震災がきっかけで、いろんな事が動きました。

もうすぐ3ヶ月かぁ。。。

ふたりの幼いこどもがいる我が家族は、
東京での生活が困難と判断して愛知県に引越しをしました。
今回の行動でチカラをくれた友人、親族、愛知県の皆さんに感謝。
いろんなひとに助けられました。本当にありがとうございます。

これは本来なら経済的蓄えがあるひとの動きです。
ろくに貯金もない貧乏一家ができるわけありません。
それはわかっていました。だけど我が子の将来を考えると…
借金をしてでも移動すべきだと思いました。

振り返ると20年近く東京に住んでいたから、東京の良さも
便利さも知っているし未練がないわけではありません。
ましては嫁は東京生まれですし、悩みました。

おとなは自分で判断できて、移動できて、その出した答えに
納得したり我慢したりしながら生きていく事はできます。

だけど、こどもはどうだろう…?

こどもの未来は、おとなが守ってやらないと続いてゆきません。
将来、どんなおとなになってほしい…とかの願望よりも
まずは生き延びてもらわないと始まりません。


福島第一原発で最初の爆発が起こったとき、
いろんな手段で情報がつかめる21世紀において
なぜ自国の深刻なニュースが他国より遅いのか…?

どうして関東圏と関西・東海圏のTVで
とりあげる情報の内容が違うんだろう??

混乱を避ける為、という大義名分で情報操作をして
都合悪いことは事後報告でお茶濁し。
その流れについ納得してしまう我々…


情報は鵜呑みにしてはいけません。
これからは情報を吟味し自分の意見をはっきり持つこと。
大多数の中にいる安心感もあります。
だけど、どうか都合よく流されないようにしないと。

選挙には必ず参加し、自分の考えに近い代表を選ぶこと。
今までの低い投票率を見れば、知らないうちに
物事が決まってゆく、今の日本を創ってしまった…と思いませんか?


あーしたい、こーしたいって、もっとアピールしていかんと!!


都会と田舎の格差がつけばつくほど
田舎のひとは華やかで便利な都会の生活に一度は憧れるでしょう。
テレビで見る情報は都会から発信されているから当然です。
田舎育ちのオイラもそんな時期がありました。

だけどこれからは地方色の時代が必ず来る、と確信します。

オイラのこどもは喘息持ちですが
1ヶ月半ほどの田舎暮らしで改善されました。
緑豊かな土地は、子育てには欠かせません。
これは都会にはない、貴重な財産だと感じます。


映画「ターミネーター」のサラ・コナーほどじゃないけれど、
何事も備えあれば…です。
現状は不安ですが、10年20年後の未来を想像したとき
不安は今の比ではないかもしれません。

今回の引越しが、実は必要なかったね〜なんてなれば
それは笑い話で済ませばいいと思っています。

震災後のしばらくは、ギターを持つなんて気になりませんでした。
だけどもう大丈夫。愛知県から反撃に出ます!


<改めて凄いなぁと思った1曲>
Let it be / The Beatles