otodama555’s diary

音楽とプラモデルが大好きな、愛知県在住のギター弾きです。

ビザールギター・ネック編(3)…の巻き。

ここ2、3日は涼しい天気で過ごし易いです。
しばらく前の、うだるような暑さがウソのようですね〜

うそであってほしいものです…

日曜に吹いたボディの塗装が完全に乾くまでの間に
ネックの組み込みまで一気に作業しました。



近所の楽器やさんやリサイクルショップを巡ってみましたが
しっくりくるペグは見当たらず、わざわざ買うまでもないかと判断して
今回も在庫品から取り付けました。

1〜3弦と4〜6弦で違うペグが付いてますが気にしない〜♪(笑)

1弦と6弦を張ってみると、センターずれすることなく
きちんと指板上に治まっています。一安心です!
これでブリッジやピックアップの位置確認ができますな。
この後はピックガードの製作になります。

しかしラージすぎるヘッド面積。。と思っていたのですが
ボディとジョイントしてみると全長はストラトとほぼ同じ…
ミディアムスケールにあえて長めのヘッド寸法にしたんでしょうか??

ナゾは深まるばかりですが、ヘッドが重たいので持ったときのバランス悪いです(苦笑)


ペグを探しているときに在庫品の中から懐かしいパーツが出てきました。
オイラの初代愛機である、シャーベルModel-3のブリッジ。

知る人ぞ知る、『ジャクソン・ロッキングトレモロ』です!

使用頻度は相当だったので手垢やらサビが浮いていてシンドイ状況ですが
まだ使用できそうなので、きちんと磨いてレストアしてみました。



スチールウールとピカール金属磨きで作業中です。
ずっしりとくるヘビーメタルな重量感がたまりまへん!



再び組み立ててみました。現在はストラトユーザーのオイラなので
ロック式トレモロに触るのは何年振りだろう〜と感慨深いひとときです♪

栄光の80年代ギター/ベースには各メーカーがこぞって
オリジナルなブリッジやピックアップを開発していました。
生き残り競争は残酷なもので、ほとんどのものが忘れ去られてしまいましたが…

何でもそうですが、ひとつ主流というかブームみたいなものができると
ほとんどがそっちへ流されてしまうのと、
もともとギタリストは楽器選びに関しては保守的なので
結局、フェンダー/ギブソンに戻ってしまう動きもあります。

で、このジャクソンブリッジもあっという間に廃れましたね。
本家ジャクソンのギターにもシャーラー製や元祖フロイドローズに置き換わってゆきました。
多量に自社製品パーツの種類を抱えるのも、一企業としてはアタマの痛い問題なのはわかりますが…。

こうしてだんだんと個性のない製品が増えていくんですね〜あぁ、つまんない!


<今日のLAメタルな1曲>
You're In Love / RATT