otodama555’s diary

音楽とプラモデルが大好きな、愛知県在住のギター弾きです。

エリック・クラプトンとジェフ・ベック…の巻き。

おとといだったか、深夜の環八で大渋滞に巻き込まれ
うんざりしながらラジオを流していると、

エリック・クラプトンジェフ・ベック
マディ・ウォーターズの「You need love」を共演してました。
クラプトンのヴォーカルにベックのフレーズが絡む感じが
たまらなくスリリングであります。

ベックのそれはギターというより
ブルースハープを聴いてる感じです。


思えばこのふたり、デビューした60年代から
ブルースをルーツとした自身の演奏スタイルは
ずっと変わらずにいるような気がします。

ブルースという題材に敬意を払いつつ
クラプトンは歴史を忠実に再現する堅実派、
ベックは自由奔放に予測のつかない…という具合に。


ブルースで使われる音階は1オクターブの中で5つ。
通常の音階よりも2つ少ない状態で
人間の喜怒哀楽を表現するのですから。

たくさんのフレーズやら何やらかんやら
たくさんの手法で表現もできますが
そこをあえてシンプルに、
必要最低限でいこうと言わんばかりなのが
ブルースのおもしろいところでしょうか。


巷に溢れてる現代の楽曲は
オイラにゃ音が多過ぎて賑やかすぎて責っ付かれて、
すぐに満腹になってしまいます。

少しくらい余裕のある感じの楽曲