いまだ満足いく成形品がないね、って話に
そうですよと強く同意して。
旧キットなんて
もう開き直ったのか、黄色だったし。
アニメセルの金色は
そもそもメタリックなんて使っていないし
光沢感と影の絶妙な配置で
輝いているように見せてるのだ。
凄いことだと思う。
(手軽に買える範囲の)
プラモデル用メタリック塗料に
含まれてる金属粒子の大きさは
スケール感に合う、合わないが出てきてしまう。
1/24あたりのカーモデルだと
その色味を実車換算すると
やんちゃなメタルフレークみたいに
なってしまったり。
それに気づいてからは
航空機の排気ノズルなどの金属表現に
メタリック塗料は使わなくなって。
たとえば
タミヤアクリルのガンメタルは
好きな色のひとつだけど、
1/12スケール ジャンピングライダーさんの
ヘルメットに塗ると
金属粒子の大きさとキットのスケールに
差は大きく感じなくて安心だ。
つや有り黒から
ガンメタルを塗るのがお気に入り。
筆塗りでも綺麗に塗れます。
絶賛塗装中の1/35 アフリカ軍団さんの
マシンガンを成形色の上から。
しっかり塗るとギラギラして落ち着かない。
どうしても金属表現が大袈裟になりがちだ。
ひと手間かけるなら
クリアブルーを重ねると安定するけど。
意外にいいなと思ったのが
タミヤ1/35 ドイツ小火器セットの
シュマイザーMP40。
粒子の細かいシルバーの成形色の上から
ガンメタルをさっとひと塗りしただけ。
手軽でいいね。
他の成形色でも
タミヤアクリルのフラットアルミを
下地に塗っておくと
似たような雰囲気になるかも。
以前に作った1/35 ウィリスジープに
付属のM1919マシンガンは、
つや有り黒の上に4B鉛筆を擦りつけたもの。
しっとりした実感が出て面白い。
これが主役になるくらいの存在感だ。
メタリック塗料も奥深くて楽しいです。
もう少し実験してみようー。