こないだ買ったジミヘンの新譜を聴きました。
しかも初めて入った理容室で♪
自宅から駅までの途中にあるその理容室は
とてもカラフルな店構えに、いつもレゲエが流れていて。
店前の貼り紙に「CD持参OK」なんて書いてあるから
そりゃもうジミヘン持っていかないとダメだよね。
1曲目の"Stone free"のイントロ、お馴染みのハーモニクス音から始まるけど
雰囲気はシングルカットされたものより後期の、
バンドオブジプシーズの頃に近いリズム感。
重さよりも軽快さが前に出てる。
スネアの音の密度が凄く集まっていてとても気持ちイイ。
ジミのリズムギターのコードワークも実にクールだわ。
メレンゲを撹拌するかのような軽やかなピッキングストローク。
とてもピュアでクリアなトーン。
ギターソロになるとガチャンとファズフェイスのスイッチを踏むと
ビイィィィ〜ン!!ってUFOからの怪光線ばりのスクリーミング。
無段変速CVTみたくスムースな加速感。
繊細かつワイルド。
この両極端な個性がたまらんのですよ。
デビューして4年の間にこれだけアプローチが変わるのも凄いです。
もしジミが死なずにいたら…と想像すると
怖いようなニヤニヤしてしまうね。
ただ、このアルバムは入門編にはならんです。
かなりマニアックな内容です。
メンバーのリズムがブレてるテイクもあります(笑)
まぁ御愛敬というかマニア向け商品だからOKなんでしょうが。
実際、オイラはそれにつられてるワケで(笑)
あとジャケットデザインがダサいね、やっぱり(笑)
まだまだ未発表音源があるみたいだから今後が楽しみです。
ジミ没後40年かぁ…生きてたら今年で67歳ね。
想像できまヘン。