otodama555’s diary

音楽とプラモデルが大好きな、愛知県在住のギター弾きです。

ジミの新作"Varreys of Neptune"を聴く…の巻き。

こないだ買ったジミヘンの新譜を聴きました。
しかも初めて入った理容室で♪

自宅から駅までの途中にあるその理容室は
とてもカラフルな店構えに、いつもレゲエが流れていて。
店前の貼り紙に「CD持参OK」なんて書いてあるから
そりゃもうジミヘン持っていかないとダメだよね。

1曲目の"Stone free"のイントロ、お馴染みのハーモニクス音から始まるけど
雰囲気はシングルカットされたものより後期の、
バンドオブジプシーズの頃に近いリズム感。
重さよりも軽快さが前に出てる。
スネアの音の密度が凄く集まっていてとても気持ちイイ。

ジミのリズムギターのコードワークも実にクールだわ。
メレンゲを撹拌するかのような軽やかなピッキングストローク
とてもピュアでクリアなトーン。

ギターソロになるとガチャンとファズフェイスのスイッチを踏むと
ビイィィィ〜ン!!ってUFOからの怪光線ばりのスクリーミング。

無段変速CVTみたくスムースな加速感。
繊細かつワイルド。
この両極端な個性がたまらんのですよ。

デビューして4年の間にこれだけアプローチが変わるのも凄いです。
もしジミが死なずにいたら…と想像すると
怖いようなニヤニヤしてしまうね。

ただ、このアルバムは入門編にはならんです。
かなりマニアックな内容です。
メンバーのリズムがブレてるテイクもあります(笑)
まぁ御愛敬というかマニア向け商品だからOKなんでしょうが。
実際、オイラはそれにつられてるワケで(笑)


あとジャケットデザインがダサいね、やっぱり(笑)


まだまだ未発表音源があるみたいだから今後が楽しみです。


ジミ没後40年かぁ…生きてたら今年で67歳ね。

想像できまヘン。