オイラのこだわりポイントのひとつ、
「弦高調整」であります。
「ギター弦からフレットまでの距離」をイメージされると思いますが、
「弦からボディトップ面までの距離」も含みます。
オイラの場合、右手ピッキング角度に影響する大事な箇所です。
低すぎるとギターが「鳴っている」感じが弱く、
高すぎるとピッキングが安定しません。
70'sのギブソン・フライングVやピックガードを外したレスポール、
落とし込み加工のないフロイドローズ付きギターは弾きにくいんですよ…
さて、写真は一般的なネックジョイント部分です。
フェンダー系・つば出しローズ指板のネック材に見受けられます。
ピックガードが干渉しないように隙間が取られてます。
でもこのギターにはピックガードはなし。
じゃあこの隙間要らないよね〜って思って
もう20年以上経ちましたが…(笑)
こちらは処置後のもの。
最終フレットの真下、ボディトップから「つば出し」部分の
隙間の違いが狭くなっているのがわかりますか?
スケール当てて写真撮ればよかったね…
すみません。。
今回はボディ側のネックポケットを深く掘り下げるのではなく、
ネック側のジョイント部分の厚みを削ってみました。
…手間なんですけどね(笑)
これはボディ側の加工ができない、したくない場合の処置になります。
最後に、削った厚み分だけネックセットビスを短くして完了です。
【おまけ】
タバコのヤニや埃でくすんだギターをピカール金属磨きで拭き掃除したら、
いろんなニオイが復活して大迷惑!!気をつけられたし。。