今日はバンド練習でした。
メインのストラトにVOXのアンプを持ち込んで
ジャ〜ン!と弾いてまいりました。
やっぱり、ノーマルなストラトだと
音色がダーティに鳴りすぎずコントロールしやすいね。
ファズとの相性もよく、オアシス風味はなくなりました(笑)
いまの編成になってから、2回目の練習なのに
お互いに邪魔するわけでもなく、
遠慮があるわけでもない、実にスムース♪
それぞれのパートが自然に聴こえてくるのは
音量に関係なく、とても気持ちがいいものです。
それにはいろんな要素があるんだけど、
極論はそのひととの相性なんだよね。
機材のチョイスや音色や押さえるポジション選びは
そのひとの個性なんだけど、
じゃあそれが簡単に混ざるか?ってなると
それがなかなかうまくいかない。
自己主張がありすぎるとウルサイし、
遠慮してるといつまでも決まらないし。
いまのメンバーは打ち合わせしなくてもOKなのは
それぞれのキャラクターがイイからなんだろう。
遠からず近からず。いい距離感♪
音を出すと笑顔になるのは何より最高の強みだね!
そして、訃報。
ベーシストのジャック・ブルースが亡くなりました。
オイラがギターを始めたばかりの頃、
NHK-BSで見たジャック・ブルース・バンドのライブは
とてもかっこよくて、録画してもらって何度も見たっけ。
ギターのブルース・サラセノはハイテクなギター小僧で
もっとやれ〜っ!て眼差しのジャック・ブルースに、
ドラムはジンジャー・ベイカーな最強トリオでありました。
その1、2年後…クラブチッタ川崎でジャック・ブルース・バンドを見に行ったんだ。
オイラはギターのサラセノ君目当てだったんだけど、
ライブがスタートしたらとんでもない!
ジャック・ブルースの存在感や、三人の音の塊加減にノックアウトされちゃって。
しかもドラムはサイモン・フィリップスで、しびれたね〜♪
当時、テクニック至上主義ロックギターな時代だったけど、
それだけではない「決定的な何か」を教えてもらいました。
それから「バンドである意味」って何だろう?って考えるようになったね。
「バンド」って「束ねる」ってこと。
アンサンブルとか塊とか、たくさんの言い方あるけど、
「束」になってるか?ってね。
オイラがカッコイイな!って思うバンドは
「束」になってるんだ。
とにかく、ありがとうね。
そして、安らかに。