部屋の暑さ対策が取れたので、久しぶりにビザールギターの作業再開です。
ブリッジは結局、ギブソンスタイルに変更することにして
ストップ・バー・テイルピースを取りつけるためのドリル刃を購入しました。
サイズ10.5mmで¥680也。自転車で3分のところにホームセンターがあるのはとても助かります♪
さて作業はネックです。
フレットを無事に打ち終わった安堵感と、その後の面倒くさいエッジ処理の事を思うと
手が止まっていたのが正直なトコロですが(笑)
がさごそと探すとナットが出てきました。物持ちイイですなぁ〜
サイズがピッタリなので、ひょっとしたらオリジナルかもしれません。
牛骨製だったので迷わず使います。密度感のある、なかなか上質なモノ。
骨なのでカルシウムのカタマリです。
削ると独特な臭いがします。オトナの男女なら知ってる臭いです(笑)
しっかりと平面出しをして瞬間接着剤で固定して終了です。
市販ギターをアップグレードさせるポイントのひとつがココです。
ネックとナットがきちんと平面で接合されてると「鳴り」がまったく違いますよ。
本当にメンドくさいフレットのエッジ処理は、とにかく地道に!
フレット1本につき4つ角があるので22フレット仕様なら88箇所…
四国かよっ!
棒ヤスリを使って爪とぎの要領&感覚でシコシコ削っていきます。ふいぃ〜
あとは指板サイドのフレット溝を埋めて終了です。
さて問題はジャストなペグが見つかっていない点です。
オリジナルはギアむき出しのチープなものだったのですが…
フェンダータイプの6連クルーソンとはペグ穴の感覚が違うのでNG。
ヘッド面積が広く重たいのでロトマチックタイプはなるべく使いたくないし
何より見た目が違う意味でダサくなりそうな気がしています。
こんなやっつけ企画のギターの為にわざわざ購入するのも違うかな。。と。
とりあえず、また在庫パーツ箱を漁ってみますか…
<今日の1曲>
経験 / 辺見マリ