「めまい」を観ました。何度観てもスリリングな映画ですね〜。
主演のジェームズ・スチュアートの紳士っぷりは素敵だし
悲劇のヒロイン役、キム・ノバァクの
神秘的な雰囲気に引き込まれてしまいます。
そう、この映画は引き込まれるんです。
キャストの魅力はもちろん、あらすじやカット割に至るまで。
有名なのは高所恐怖症の主人公が地面を見下ろした先のカメラワーク。
風景がぐいいぃ〜と変形して思わず足がすくみます。
アニメーションを使った合成や、
オープニングのCG（現在のレベルではもちろんありませんが）は
「2001年宇宙の旅」やら「〇曜サスペンスなんとか」にオマージュされてたり。
とにかく今の映像技術の先駆けだったりします。
舞台がサンフランシスコなので有名な坂道をクルマが行き来するのは
スティーブ・マックイーンの「ブリット」を思い出させます。
物語の中盤からハナシは大きく動きます。そして切なすぎるラスト…
サスペンス映画と言えばヒッチコックでしょう！
う〜ん、もっと観たくなってきたぞ。
ケーリー・グラントも素敵だから「北々西に進路を取れ」もよいなぁ…
