商店街を歩いていると、お客さんと店の人の会話が聞こえてきます。
あと一週間ですね〜とかそんな内容。
どこかソワソワした雰囲気です。イイ感じです♪
今日は仕事が早く終わり、我が事務所の掃除をはじめました。
オイラはスタジオの窓拭き担当。
窓拭きはね〜深いよね〜。
ただ、拭きゃいいってもんじゃない。
溜まった砂埃りや雑巾の繊維が張り付いて残って、
余計にキタナくなったりするもんね。
濡らした雑巾と乾いた雑巾、2つは用意したいね。
環七沿いのスタジオは排気ガスの粉塵がひどいから
おもいっきり濡らした後に一回ふき取る。
流しで雑巾の汚れを落としたら、もう一回濡らして拭く。
しばらく経って、乾きはじめたら乾拭き雑巾で拭く。
これなら基本的に洗剤はいらないです。シツコイヨゴレには必要だけどね。
大事なのは「汚れを見つける眼」と「根気」と「高い妥協点」。(←もう精神論だね)
いろんな角度から眺めては確認して確認して。
汚れを拭いてる時の感触も覚えたいね。
ちょっと抵抗ありつつ拭いてると滑らかになり始める瞬間がある。それを摑みたいね。
眼が慣れてきたら、最初に拭いた箇所で拭き残しを見つけちゃったり(笑)
そんなととしてたらいつまで経っても終わらない。
気づいたら、オモテ裏あわせて12面拭くのに2時間…もう「磨き」の世界だわ。
でも楽しいんだよね。気持ちイイんだ。
ガラスに透明感と深みが戻ってくると、充実感とリセットされた気持ちが味わえる。
映画「KARATE KID」のミヤギさんが、なかなか実技を教えずに
ずっと壁のペンキ塗りやクルマのワックスがけをさせてたのが解る気がする。
ダニエルさん。塗って、ふき取る、塗って、ふき取る…なんてね。
それくらいの心構えというか許容量というか強いメンタルがないと、
KARATEはマスターできないってことなんだろうね。
「磨き」は深いねぇ〜やっぱり。