otodama555’s diary

音楽とプラモデルが大好きな、愛知県在住のギター弾きです。

「事業仕分け」ってさ、…の巻き。

気になるニュースです。

最近話題の「事業仕分け」が音楽文化にまで及んでいます。

こどもを対象とする『本物の舞台芸術体験事業』廃止と、
日本芸術文化振興会への交付金』圧倒的減額

が行われたようです。


『本物の舞台芸術体験事業』は何かと言えば、

音楽に限らず、演劇や伝統芸能などの公演を
学校に出向きワークショップを行って、
生徒の参加を含めて体験させるという事業です。
こどもの感性は何がきっかけになるかは誰にもわからないし
可能性はたくさんあったほうがイイに決まってるハズ。


それなのにねぇ…


そこまでしないと今の日本は予算ないのかね?

もっといいアイデアがあるなら
今のシステムに変わるプランがあるなら
是非聞いてみたいもんです。


こんなだから、いつまで経っても
音楽が文化だと思われないのかもしれない。

産業であって、娯楽止まりの
深みも感動もない現実がそうさせてるのかもしれない。

聞けばネット配信システムのほうが
CD売上よりもはるかに儲かってる。
商品在庫も抱えなくていいし、流通コストも下がる。

だけど所詮はデータだ。目に見えないバーチャルな存在だ。
圧縮された膨大な「0」と「1」の集合体。
飽きたらボタンひとつでお手軽消去よ。


何だか切ないね。


オイラはぎりぎりレコード世代だから
アルバム1枚を買うのにどれだけ緊張したか。
そんなにお金持ってないから物凄く悩んで。
自分で選んで買ったレコードが
自分の人生を変えるアイテムになったりしたから
音楽はとても大切な存在だ。


いまは幸か不幸か、選択肢はたくさんある。
たくさんあり過ぎるから、こんな事態になったのかもね。


文化庁文部科学省)の意見募集は明日15(火)まで。
アピールしたい人は以下のアドレスに反対のメールをしてみてください。
オイラは上に書いた2件の案件の廃止に反対しますとメールしました。


送信先アドレス:nak-got@mext.go.jp


まずは小さいながら、行動してみました。