ギタートーク…の巻き。
ぼちぼちですがギターのハナシでもしましょうかね。
エレキギターがどうやって音を拾ってるか知ってますか?
写真の真ん中あたりにある、
丸が横に6コ並んでる楕円形の部品がマイクになります。
正式にはピックアップ(P.U.)と呼ばれてます。
構造はもの凄くシンプルです。
丸いのは磁石です。
その磁石のまわりに銅線が何千回もコイル状に巻かれてます。
それだけです。ほんとです。
ならば何でそんな単純なシロモノから音が出てくるかと言うと、
中学か高校のときに習った「フレミングの左手の法則」ってヤツです。
そんなにヤな顔しないでください。簡単ですから。
親指が指す方向が磁石から出てる磁力線で、
中指が指す方向がコイル状に巻かれた銅線です。
これ、ピックアップの構造そのものです。
ならば人差し指は何でしょう?
正解はギター弦(鉄弦に限る)です。
ギター弦がジャーン!と振動すると
磁力線が乱されてコイルに電気が流れます。
弦の振動を電気の流れに置き換えてるんです。
つまり発電してるわけです(微量ですが)。
ちょっとECOっぽいですね。
ピックアップの個性は磁力の強さと銅線の太さや巻き数で変わってきます。
シンプルな作りのピックアップのほうが
反応の速いサウンドになるようです。
オイラ個人的には、パワーよりも反応の速いピックアップが好みです。
シャープで鋭くトンガったサウンドですね。
交換用パーツとして、いくつかのメーカーから単体で売られてます。
オススメはスタンダードなモデルですが、
セイモア・ダンカン社のシングルコイルP.U.「SSL-1」です。
シングルコイルはノイズが多い…というイメージがあるようですが
別の箇所できちんとノイズ対策しておけば気になりませんし
そのノイズも音色の一部でもあるので気にならないひとは気になりませんね。
まぁ、そこは好みということで。参考になりましたでしょうか?
つづく